デッドマウント・デスプレイ

胡蝶・エイトポートの新宿グルメ探訪レポート

第4弾:炭火で焼いた鰻を使うオムライスに感動!『新宿寅箱』

炭火で焼いた鰻が絶品!

新宿には自分の知らないグルメがまだまだ眠っている。取材を進めていくなかでそう思うようになってきた胡蝶・エイトポートは、前のめりになって聞き取り調査をしていた。そんなとき、生気みなぎるアニメ関連会社の社員Sから、興味深い話が。

社員S「会社の近くに、鰻とジビエ料理を気軽に食べられる『新宿寅箱』っていうお店があります! テレビや雑誌にも取り上げられた話題のお店の二号店で、私は鰻のオムライスや、日替わり魚定食をランチでよく食べます!!」

鰻とジビエを扱う店が新宿に? これは珍しいのではと思った胡蝶・エイトポートは、さっそくお店へと直行した。

新宿三丁目駅C7出口から徒歩約3分。三番街通り沿いにあるそのお店には、「鰻とジビエ」という暖簾が掲げられていた。くぐった先で見えてきたのは縦長のカウンターと、焼き魚をおいしそうに頬張るお客さんたちの姿。和モダンな雰囲気が漂う店内では、落ち着いて食事ができそうだ。

胡蝶「本日はよろしくお願いします!」

お店手前の席に座った彼女の目についたのは、炭がまんべんなく配された焼き台。そう、『新宿寅箱』では、炭火で焼いた鰻を食べることができるのだ。そんな鰻を口に運ぶことを想像しただけで、よだれが出てきてしまう。

ランチのメニューは並盛1,500円の「鰻重」ほか、1,000円以内で食べられる「焼き魚定食」や「鶏の唐揚げ定食」など。定食はどれもボリューミーながらリーズナブルに食べられると、常連さんからも評判らしい。今回は、聞き取り調査したときから気になっていた「鰻のオムライス」に、蒲焼きが入った「鰻のオムライス DX」を注文した。

『新宿寅箱』は、池袋にお店を構える『池袋寅箱』の2号店。埼玉県出身でイノシシなどを日常のなかで食べていたオーナーが「ジビエは思っているよりも身近なもの」と感じてもらいたくて、ジビエ料理を提供するようになったという。ディナータイムは鰻・ジビエ料理に特化した居酒屋で、お酒を飲みながら鰻やジビエを楽しむ方々が多いようだ。

……と、順調に取材を進めていた胡蝶・エイトポートだったが、筆を進める手がピタッと止まる。目の前に、圧倒的な存在感を放つ「鰻のオムライス DX」が着丼したからだ。

彼女は、さっそく「鰻のオムライス DX」を口いっぱいに頬張る。

「う、う、うまい!!」

炭火で焼かれた鰻はクセがなく、パリッとした食感。「鰻も焼き魚だから蒸さない」というお店の流儀が、まさに食感に現れている。タレは濃すぎず、鰻のうま味をしっかりと感じられる絶妙な塩梅。重箱に所狭しと敷き詰められたフワッとしたタマゴも美味だ。食べ進める手が止まらない。なお、「鰻のオムライス」が生まれたのは「大好きなものと大好きなものがかけ合わさったら、そりゃおいしいだろう」という発想からだという。「間違いない」と静かに頷く胡蝶・エイトポートの姿がそこにはあった。

「ごちそうさまでした! また来ます!」

新宿には数多の名店が存在する。しかし、自分にはまだまだ知らない“新宿のおいしさ”があると、胡蝶・エイトポートは今回の取材で痛感した。とある占い師の取材とはまた違った世界。その奥深さに心を躍らせながら、胡蝶・エイトポートは、再び、次のお店へと足を運ぶ(第5弾に続く)。

★今回、取材したお店はコチラ★

新宿寅箱
住所:東京都新宿区新宿5-10-6 宮崎ビル 1F
営業時間:
月~木曜:11:30~14:00/17:00~23:00
金・土曜:17:00~24:00
定休日:日曜

★今回、注文した商品★
鰻のオムライス DX 税込2,000円

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